目次
ECサイトにLP(ランディングページ)にホームぺージなど、webサイトには様々なものがあります。
なんとなくそれぞれの違いを理解できていたとしても、具体的にどのように使い分けるのか理解できていない人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ECサイトとLPの違いについて解説します。
LPとHPの違いについては、以下の記事で解説していますので、そちらも参考にしてください。
ECサイトとLPの違い
ECサイトとLPは、大きく分けて、ページ構成と目的の違いがあります。どちらもターゲットに対して商品やサービスの購入を促す点では同じですが、具体的な中身は異なるものです。
以下で、それぞれの特徴について解説します。
【ページの違い】ECサイトはネットショップ・LPはWebページ
まず、ECサイトとLPでは、ページ構成が異なります。
- ECサイト…複数の商品を購入できるネットショップ
- LP…特定の商品を訴求するWebページ
ECサイトは複数商品を購入するためのサイトであり、カタログのように多くの商品を閲覧できます。
そのため、ページはいくつもに分かれており、ユーザーはその複数のページを回遊できるようになっています。
対してLPは、特定の商品のみを訴求するためのWebページで、1ページのみの作りです。
ECサイトのように回遊することはなく、特定の商品のみを強く訴求します。
【ターゲットの違い】ECサイトは既存顧客向け・LPは新規顧客獲得向け
ECサイトとLPでは、ターゲットが異なります。
- ECサイト…既存顧客向け
- LP…新規顧客獲得向け
ECサイトは、すでに自社の商品やサービスを購入したことのある既存顧客や会員になっている顧客が、サイト内から新しい商品を見つけたり希望の商品を購入したりするために使われます。
対してLPは、まだ自社について知らないターゲットに向けて発信をするものです。
ECサイトにLPを活用する例
ECサイトとLPはそれぞれ異なる特徴を持ちますが、どちらも併用する方法もあります。
上手にそれぞれの特徴を踏まえて利用すれば、ECサイトで取り扱う商品を効果的に販売できるでしょう。
以下で、LPを活用する方法について解説します。
特定の商品のキャンペーン時にLPを併用
ECサイトで取り扱っている特定の商品を積極的に販売したい場合には、LPを活用できます。
ECサイトは、サイト上に様々な商品が掲載されているため、自社で売り出したい商品があっても思うように売れ行きが伸びません。
このようなときにLPを使って特定の商品のみを新規顧客向けに発信する方法があります。
たとえば、以下のような商品でLPを併用すると良いでしょう。
- 自社で売れ残ってしまっている商品
- 良い商品なのにターゲットに魅力が届いていない
- シーズン中に販売したい季節商品
LPのほか、ECサイトのトップページで取り上げることで、売りたい商品を売れる構造を作れるでしょう。
ECサイトとLPの両方を用意すべき?
ECサイトとLPは、両方を用意しなければならないというわけではありません。
特定の商品を販売したいときには、LPを使わずにECサイトのトップページを使って目立つようにしたりお得なキャンペーンを実施したりする方法もあります。
ただし、先述したようにECサイトに訪れるユーザーのほとんどは既存顧客です。
既存顧客層に響かない商品の場合であれば、どれだけECサイトで取り上げても購入されない可能性が高いといえます。
そのため、自社のECサイトでこれまで取り扱っていなかったようなジャンルの商品や、既存顧客の趣味趣向と異なる商品を販売する場合は、LPを活用して販売した方が良いでしょう。
ECサイトとLPを上手に使って売上を伸ばしましょう
ECサイトとLPは、それぞれの特徴を理解して使い分けることで、売上アップに期待できます。
ただし、単にECサイトとLPを用意すれば良いわけではありません。
いずれも、デザインや構成にこだわって作らなければ、効果には期待できないでしょう。
デザインや構成については、以下の記事も参考にしてください。
当社はLP・ホームページ制作の豊富な実績がございます。お気軽にお問い合わせください。