ECサイトトップページの基本的なページ構成

ECサイトのトップページは、基本的に5つに分けて構成を考えていきます。

5つのページ構成は、それぞれに意味を持ち、入れるべき要素も異なります。

本記事では、5つの構成と要素について解説するので、これからECサイトを制作する際の参考にしてください。

ECサイトトップページの5つの構成

ECサイトの標準的なトップページは、以下のように5つに構成が分かれています。

  • ヘッダー
  • メインビジュアル
  • メインコンテンツ
  • サイドメニュー
  • フッター

上記のページ構成は、あくまで標準的な構成であり、「絶対にこの構成でなければならない」というわけではありません。

しかし、ベーシックなページ構成としてよく使われているので、何もわからないうちからオリジナルなページ構成を作るよりも、効果的なECサイトを作れます。

ECサイトトップページ各パーツごとの要素

ECサイトの基本的なページ構成として「ヘッダー・メインビジュアル・メインコンテンツ・サイドメニュー・フッター」があると解説しました。

しかし、それぞれのパーツのなかにどのような内容を入れるべきか悩む人も多いでしょう。
以下では、必要な要素や役割について解説します。

ヘッダーに入れるべき要素

ヘッダーに、どのページからでもアクセスできる重要度の高い情報を入れましょう。
サイト内すべてに固定して表示されるパーツなので、ユーザーの使用度合いや重要性の高いものを入れると効果的です。

たとえば、以下の7つが良いでしょう。

  • ロゴ
  • 会員登録
  • ログイン
  • カート
  • 商品カテゴリー
  • 商品検索
  • お問合せ

上記のような内容を入れておき、素早くアクセスできるようにしておくと、ユーザビリティも向上します。

メインビジュアルは重要な内容を伝える

メインビジュアルは、文字通り「ECサイトのメインを飾る部分」です。
訪れたユーザーが必ず目にする部分と考えて良いので、ECサイトにとってアピールしたい内容を入れておくと良いでしょう。

たとえば、以下2つのような内容です。

  • 何をメインに扱っているECサイトなのかを伝える
  • 他社と比べての強みを伝える

「商品のアピールはしなくて良いの?」と思うかもしれませんが、商品のアピールはメインコンテンツの役割です。

メインビジュアルでは「このECサイトについて」を伝えるようにしてください。

メインコンテンツは商品のアピール

メインコンテンツでは、商品のアピールをおこないましょう。
ECサイトトップページ内で最も大きな部分を占めるので、商品をアピールするのに最適な部分です。

商品のアピール方法としては、以下の4つが良いでしょう。

  • おすすめ商品
  • 人気ランキング
  • 新商品
  • セール商品

ただし、上記すべてを詰め込めば良いわけではありません。
定期的にメインビジュアルを変更しながら、一つの要素を入れましょう。

サイドメニューは「あると便利」な要素

サイドメニューには「あると便利」な要素をいれましょう。
メインコンテンツの隣に表示される部分なので、メインコンテンツの補足のような形で使うと効果的です。

たとえば「商品ランキング」や「セール告告知バナー」「SNSアカウント」などを設置するケースが多いです。

フッターは企業として重要な要素

フッターには、企業として重要な要素を入れ込みます。
ユーザーが閲覧することは少ないものの、ECサイトとして必ず入れておくべき要素です。

たとえば以下の4つがあります。

  • 特定商取引法に基づく表記
  • 運営会社情報
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー

なかでも「特定商取引法に基づく表記」は、ECサイトに必須の情報なので、わかりやすいフッターに入れておくのが良いでしょう。

ECサイトのトップページは「何をどのように見せるか?」が重要

ECサイトのトップページのそれぞれの構成は、しっかりと一つひとつに意味があって用意されています。

今回紹介した5つのページ構成は、最も標準的なものなのでぜひ参考にしてください。
オリジナリティを含めたい場合ならば、標準的なページ構成から変えてみるのも良いでしょう。

ただし、ECサイトのコツを理解していなければ、ただの「見にくいサイト」「わかりにくいサイト」となってしまう恐れがあるので注意してください。

弊社はLP・ホームページ制作の豊富な実績がございますので、ECサイトのデザインについてもぜひお気軽にお問い合わせください。

一覧に戻る

PICK UP ARTICLEピックアップ記事