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ECサイトで売上を上げるには、ユーザービリティを意識すべきです。
ユーザビリティの低いECサイトでは、ユーザーの離脱率やカゴ落ちが多くなってしまいます。
そこで今回は、ECサイトにおけるユーザビリティの重要性やどのようなポイントを意識すべきかについて解説します。
ユーザビリティとは?
ユーザビリティとは、ユーザーにとっての「使いやすさ」を意味する言葉です。
ユーザーがストレスなくスムーズに操作できるECサイトを「ユーザビリティの高いサイト」と言います。
国際標準化機構(ISO)が定めた基準「ISO 9241-11」規格によって定義されており、以下3つの度合いを示します。
- 有効性
- 効率
- ユーザー満足度
ECサイトにおいては、商品選択から購入までがスムーズであることが絶対条件といえるでしょう。
ECサイトにおけるユーザビリティの重要性

ECサイトを利用するユーザーのほとんどは、利便性を求めています。
とくにECサイトが多い昨今では、利便性が低ければすぐに離脱されてしまいます。
たとえば「この商品を購入しよう」と思って検索したユーザーがサイトに訪れたとき、その商品が見つからなかったり購入するまでに手間がかかってしまったりしたらどうでしょうか?
他のサイトで販売されていない商品でなければ、ほとんどの場合、手間に感じて別サイトで購入してしまいます。
このように、ユーザビリティはユーザーを離脱させないためのとても重要な要素なのです。
ユーザビリティの高いECサイトとは?
「ユーザビリティが高い」と感じてもらえるECサイトには、主に以下3つのポイントがあります。
- 商品を探しやすい
- サイト内を迷わない
- デザインやフォントが見やすい
最低でも上記3つの要素は揃えておくべきです。
具体的にどのようなECサイトであるか、以下で解説します。
商品を探しやすい
ユーザーにとって、商品の探しやすさはとても重要です。
ユーザーのニーズと一致する商品があっても、ユーザーがその商品を見つけられなければ購入に至りません。
そのため、以下3つの機能でユーザーが商品を探しやすいようにしておきましょう。
- カテゴリ分け
- 検索フォームの設置
- 関連商品の表示
上記3つがあるだけで、ユーザーが自分の欲しい商品を見つけやすくなります。
サイト内を迷わない
ユーザーが購入までスムーズにたどり着けるように、サイト内をわかりやすい形にしておきましょう。
もし欲しい商品があっても、購入ページに辿り着くまでに手間がかかってしまえば、ユーザーは離脱してしまいます。
そのために「カートに入れる・購入・商品履歴」などをボタンでわかりやすく表示しておくと良いでしょう。
そのほか、購入に関する疑問などをすぐに解決できる仕様にしておくのもおすすめです。
デザインやフォントが見やすい
デザインやフォントも、ユーザビリティ向上のために必要な要素です。
デザインの統一感がなければ使い勝手の悪いサイトという印象を持たれてしまいますし、フォントがわかりづらければ視認性や可読性が悪くなってしまいます。
フォントにおいては、PCでもスマホでも見やすいサイズに設定しておくようにしましょう。
ユーザビリティテストも行いましょう
自社ECサイトのユーザビリティに不安がある場合は、ユーザビリティテストを行いましょう。
ユーザビリティテストとは、第三者に協力をしてもらい、実際にECサイトを使ってもらうテストです。
「自社の考えるユーザビリティ」と「実際に使う側が考えるユーザビリティ」は異なるケースもあるので、テストを繰り返しながら最も適した形にしていきましょう。
ユーザビリティの高いECサイトでなければ売れない
もし今ECサイトの売上に悩んでいるのであれば、ユーザビリティを満たしているか確認してみてください。
ユーザビリティの高さは、ECサイトの売上に直結します。
ユーザビリティが低ければ、リピーターも生まれませんし、新規顧客も掴めません。
ぜひ今回の記事を参考にしながら「ユーザビリティ向上のために何から始めるべきか」検討してみましょう。
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