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ECサイトの売上を高めるなら、リピーターを育成しましょう。
極論、リピーターがいなければ売上は上がりません。
今回は、リピーター育成の方法について解説します。
ECサイトでリピートが重要な理由
ECサイトでリピートが重要な理由は、以下の2点です。
- 広告コストを下げられる
- 購入サイクルが生まれる
反対を言えば、リピーターがいなければコストも上がり、購入サイクルも生まれません。
なぜリピーターがこれらの効果を生むのか、以下で解説します。
広告コストを下げられる
リピーターを獲得できれば、広告コストを抑えられます。
なぜなら、新規顧客獲得のための広告コストをかけなくて済むからです。
もしリピーターがいない場合、毎回新規顧客を獲得するために広告を出し続けなければいけません。
購入サイクルが生まれる
ECサイトを運営する上で、購入サイクルは必要不可欠です。
購入サイクルが生まれなければ、毎回「広告⇒新規顧客⇒購入」までで終わってしまいます。
このようになると、毎回広告を出して常に新規顧客を獲得し続けなければいけません。
リピーターが生まれれば「広告⇒新規顧客⇒購入⇒リピーター化⇒購入」のサイクルが生まれます。
つまり、集客施策を多少少なくしても常に売上が作れる仕組みになるのです。
ECサイトの主なリピーター育成方法
ECサイトの主なリピーター育成方法について解説します。
リピーター育成には、以下の方法が欠かせません。
- メルマガ
- チラシ・ダイレクトメール
- ポイント・クーポン
- ブログ・SNS
- サンクスメール
上記すべてを行う必要はありませんが、いずれか一つは必ず行いましょう。
メルマガ
メルマガは、コストを抑えながらリピーターを育成できる方法です。
パソコンの知識やスキルを持つ必要がなく、自社のタイミングで配信できます。
しかし、メルマガは、読んでもらえずに配信停止されたり迷惑メールのように扱われたりする可能性があるので、ユーザーが「読みたい」と思える内容にする必要があります。
チラシ・ダイレクトメール
チラシやダイレクトメールは、一定の層に効果的な方法です。
メルマガとは異なり、一切読んでもらえずに捨てられるケースはほとんどなく、必ず一度は目を通してもらえます。
しかし、メルマガと比べて、デザイン費用や印刷代などがかかってしまったり、ターゲットを絞り込む手間が発生したりします。
ポイント・クーポンの発行
リピーターを育成する上で最も有効的なのは、ポイントやクーポンの発行です。
購入時にポイントやクーポンを発行すれば、再度購入してもらえる可能性が高くなります。
また、ポイントやクーポンの有効期限を設定すれば、顧客の購入を促せます。
ただし、むやみにポイントやクーポンを発行しないように注意しましょう。
ポイントやクーポンをむやみに行ってしまうと、利益率が下がる可能性があります。
利益率が下がらないように計算した上で、ポイント・クーポンを考えましょう。
ブログ・SNS
最も手軽に行えるのが、ブログやSNSの発信です。
顧客とのコミュニケーションの場になるので、顧客のロイヤルティの向上に繋がります。
また、新規顧客の獲得に繋がる場合もあります。
ただし、ブログやSNSは、まず知ってもらうための方法を考えなければいけません。
ただ闇雲に発信していても、購入者がブログやSNSを見てくれるとは限らないからです。
商品購入と同時にブログやSNSの案内を送るなど、知ってもらうための方法を事前に考えておきましょう。
サンクスメール
購入者に「またこのECサイトで商品を購入したい」と思ってもらうために、サンクスメールを送りましょう。
サンクスメールを送らない場合の、注文から発送までのメールは、以下のようになります。
- 注文確認メール
- 入金確認メール
- 発送完了メール
上記の流れでは、事務的な内容だけで終わってしまいます。ここに、サンクスメールを追加するのです。
- 注文確認メール
- 入金確認メール
- 発送完了メール
- サンクスメール
サンクスメールには、購入への感謝の気持ちや、何かあった際にお気軽に連絡くださいといった旨を書いておきましょう。
また、もし時間に余裕があるならば、商品に手書きの手紙を添えるのもおすすめです。
リピーター獲得こそECサイトで売上を高めるコツ
ECサイトの売上で悩んでいるのなら、リピーターを獲得するための施策を行いましょう。
リピーターが生まれれば、必ず売上は高くなります。
また、新規顧客獲得・リピーター獲得、いずれにおいてもサイトの使いやすさやデザイン性も重要です。
どれだけ魅力的な商品が揃っていても、「使いにくい」「見にくい」と感じられるECサイトを、もう一度使おうと思ってくれる購入者はいません。
当社はLP・ホームページ制作の豊富な実績がございますので、デザイン面の改善であれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。