今注目のSNS?分散型SNSって何?これまでのSNSとの違いと活用法

こんにちは。
ディレクターの鈴木です。

早速ですが、みなさん分散型SNSってご存知ですか?
最近、元TwitterのCEO ジャックドーシー氏も新しい分散型SNSのBlueskyのベータ版をリリースも記憶に新しいこの分散型SNS。

これまでのSNSと何が違うのか?さらに、どのようにして活用できるのか?という点をまとめていきたいと思います。
それでは早速いきましょう。

分散型SNSとは何か?


皆さんがよく知っているSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は、FacebookやTwitterのように、特定の企業が運営しているものが一般的です。
しかし、分散型SNSはその名の通り、複数のサーバーに分散されて運営されるSNSのことを指します。
つまり、誰でも自分のサーバーでSNSを運営することができます。

分散型SNSのメリット

このSNSのメリットは、中央集権的な運営による規制や情報の独占を防ぐことができる点です。
複数のサーバーに分散されているため、一つの企業が情報を独占することが難しくなります。

また、プライバシーの保護が強化されることも挙げられます。
分散型SNSは中央集権的な管理がないため、情報の独占や規制が難しくなっています。
これにより、自由な発言や情報交換が可能になります。

つまり、コミュニティがより独立性を持つことができ、運営会社に縛られないより自由な意見交換が可能となるということも期待できます。

分散型SNSのデメリット

もちろんデメリットも存在します。
ココではいくつかのデメリットを挙げてみます。

サーバーの運営負担

分散型SNSでは、自分でサーバーを運営することができますが、その分、サーバーの管理や維持費用がかかります。技術的な知識や運用スキルも必要となるため、一般のユーザーにはハードルが高いかもしれません。

検索や発見の難しさ

中央集権的なSNSでは、多くのユーザーが集まることで情報が集約され、検索や発見が容易になります。しかし、分散型SNSではサーバーが分散されているため、情報が散らばり、検索や発見が難しくなることがあります。

ユーザー間のつながりの制限

部の分散型SNSでは、異なるサーバー間でのフォローやメッセージのやり取りが制限されることがあります。これにより、ユーザー間のつながりが狭まることがあるため、コミュニケーションが活発にならない場合もあります。

不適切なコンテンツの対応

中央集権的なSNSでは、運営者が不適切なコンテンツや行為に対して対策を講じることができますが、分散型SNSでは、各サーバーの管理者が独自に対応しなければなりません。
そのため、不適切なコンテンツが横行するリスクが高まることがあります。

ブロックチェーン上に構築されたSNSもある

ビットコインなどの仮想通貨で使われているブロックチェーンという技術を活用した分散型SNSも存在します。
ブロックチェーンを利用した分散型SNSは、その一形態でありデータの不変性や透明性といったブロックチェーンの特性を活かしています。

それに対して、一般的な分散型SNSは、複数のサーバーにデータが分散されており、各サーバーが連携して運営されることを指します。この場合、ブロックチェーン技術を用いずとも、分散型アーキテクチャが実現されます。

分散型SNSのメリットは、ブロックチェーン技術を利用するかどうかに関わらず、中央集権的な運営からの自由度やプライバシーの保護などが挙げられます。
ただし、ブロックチェーンを利用した分散型SNSでは、データの不変性や透明性といった点で、さらなるメリットが期待できます。

分散型SNSへの参加方法

分散型SNSを活用する方法については、例えばMastodonMisskeyといった分散型SNSプラットフォームに参加してみるといいでしょう。

これらのプラットフォームでは、自分のサーバーを立てることもできますし、既存のサーバーに参加することも可能です。

分散型SNSをEC事業で活用するには?

分散型SNSをECで活用することにより、より独立性の高いコミュニティを形成できるため、そのコミュニティ内での口コミや商品の評判などを広めることができます。
また、限定的な情報やクーポンなどをコミュニティ内で共有することで、顧客との絆を強化することにも可能になります。

例えば、自社のサーバー上に分散型SNSを立ち上げ、そこで商品の新着情報や限定セール情報を発信することで、フォロワーに直接アピールができます。
また、ユーザー同士のコミュニケーションが活発になることで、自然と商品の評判や口コミが広がります。
これにより、集客力が向上し、売上げの向上に繋がることが期待できます。

分散型SNSを活用することで、従来のSNSでは難しかった、独自のコミュニティ形成や顧客との密接な関係構築が可能となります。
これにより、ECサイト運営においても、新たなマーケティング手法として活用できるでしょう。

いかがでしたか?分散型SNSの特徴やメリット、活用法をお伝えしましたが、ぜひ興味を持っていただけたら幸いです。今後も分散型SNSがますます発展していくことでしょう。皆さんも、この新しいSNSの波に乗って、より充実したコミュニケーションを楽しんでくださいね!

では、また。




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