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LPもホームページも同じwebサイトです。いずれも集客方法の一つとして使われますが、具体的な目的やターゲットは異なります。
まだどちらも作っていない場合は、どちらを作るべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。本記事では、LPとホームページの違いについて解説しますので、自社にとって今どちらが必要かを考えてみてください。
LP(ランディングページ)とは?
LPは、2つの意味に分かれます。
- 検索エンジンなどから流入してきたユーザーが最初に閲覧するWebページ
- 申し込みや問い合わせなどに誘導するためにまとめた1ページのWebページ
多くの場合、後者の1ページのWebページを指します。
HP(ホームページ)とは?
ホームページは、複数のページで構成される、企業の情報などを掲載したWebページです。
トップページのほか、具体的な情報を掲載する下層ページがいくつもあります。
LPが誘導のためのページであれば、ホームページは自社を知ってもらうためのページといえます。
LP(ランディングページ)とHP(ホームページ)の違い
LPとホームページの違いを6つの観点から見ていきましょう。
- ページ数
- 目的
- 成果
- SEO対策
- 費用
- ターゲット
それぞれの違いを比べながら、自社にとって今どちらが必要なのかを検討してください。
ページ数の違い
LPとホームページの違いで最もわかりやすいのが、ページ数の違いです。
- LP…1ページ
- ホームページ…複数ページ
LPは1つのサービスや商品に特化させているため、1ページのみで構成されますが、ホームページは企業の様々な情報を掲載するため、複数ページに分けて構成されます。
目的の違い
LPとホームページは、そもそもの目的が異なります。
- LP…アクション(購入やお問合せ)
- ホームページ…情報提供
LPは、購入やお問合せのために作成されるケースがほとんどです。そのため、企業に関する情報などは少ない傾向にあります。
ホームページの場合は、企業情報や概要、代表挨拶など、企業の情報を伝えることがメインです。
成果の違い
LPとホームページでは、成果の出方にも違いがあります。
- LP…即効性がある
- ホームページ…即効性はないがファン化につながる
LPは基本的に1つのサービスや商品の購入やお問合せを高めるためのページなので、即効性はあります。
ホームページは即効性はないものの、魅力的な見せ方ができればブランディングとなり、訪れたユーザーをファンにできる可能性があります。
SEO対策の違い
Webページというと「SEO対策」と考える方もいるかもしれませんが、SEO対策についてもLPとホームページで異なります。
- LP…SEO対策の必要がない
- ホームページ…SEO対策が必要
LPの場合は、リスティング広告などと紐づけて利用するケースがほとんどです。そのため、SEO対策を行う必要はありません。
ホームページについては、検索エンジンからの流入がほとんどなので、SEO対策が必要です。
費用の違い
LPとホームページでは、ページ数の多いホームページの方が費用は高くなります。
具体的な費用については制作会社によっても異なりますが、目安としては以下のとおりです。
- LP…10万円~50万円
- ホームページ…30万円~
ホームページについては、ページ数によっても異なります。
比較的シンプルなページであれば、30万円前後で作成できるケースもありますし、自社でホームページを作ることも可能です。
ターゲットの違い
LPとホームページでは、ターゲットも異なります。
- LP…見込み顧客/既存顧客
- ホームページ…既存顧客/見込み顧客/就活者/株主・投資家/自社社員
LPは先述した通り、1つのサービスや商品に特化したWebページなので、ターゲットの範囲は狭いです。
一方で、ホームページは採用についてや会社の取り組みについても掲載できるので、顧客だけではなく就活者や投資家へのアピールとしても使えます。
Webページの特徴を理解して目的に合わせた施策を
LPやホームページは、ただ作れば良いものではありません。それぞれの特徴や目的を理解した上で、使い分けましょう。
同じ「Webページ」でも、それぞれが果たす役割は異なるので、自社の求める成果に合わせて制作をしてください。
当社ではLP・ホームページ制作の豊富な実績がございます。お気軽にお問い合わせください。